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葛西城(東京都)

かさいじょう【城】


[葛西城(東京都)]
室町時代初期に関東管領上杉氏がこの地に築いたもので、葛西御殿や葛西離宮とも呼ばれた。その後、天正18年(1590)小田原北条氏の滅亡以降は荒廃していたが、幕府によって「青戸御殿」として修理再興され、将軍の鷹狩りの折の休憩所として使用された。延宝6年(1678)に御殿払い下げのお触れが出されていることから、この時期に取り壊されたものと思われる。