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掛川城(静岡県)

かけがわじょう【城】


[掛川城(静岡県)]
戦国時代、今川義忠が遠江支配の拠点として旧天王山に築城(掛川古城)したのが始まりで、その後、東側の龍頭山に城郭を広げ、新城とした。1590年(天正18)、山内一豊が入ると、天守閣を築くなどして近世城郭へと改修築した。関が原以降徳川氏の代になると、松平定勝から駿府藩領や10家22代の居城となったが、嘉永7年(1854)の大地震で天守閣などが損壊。明治2年に廃城となる。