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小里城(岐阜県)

おりじょう【城】


[小里城(岐阜県)]
天文3年(1534)に小里出羽守光忠が築城し、以降代々の居城となったという。天正元年に岩村城が武田氏の手に落ちると、天正3年には、岩村城を奪回しようとした織田信長によって大規模に広げられたが、この工事途中の12月、信忠を大将とする織田軍の攻撃で岩村城が落城したため、一之木戸の石垣や本丸楼改築の途中で中止された。慶長五年(1600)の関ヶ原の合戦以降は徳川氏に仕えたが、光重の代に嫡流がなく断絶となり、これにあわせて小里城も廃城となった。