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小田原城(神奈川県)

おだわらじょう【城】


[小田原城(神奈川県)]
鎌倉時代は土肥氏、室町時代には大森氏の居城。1495年北条早雲が攻略、北条氏累代の居城となった。1590年豊臣秀吉の小田原征伐で落城。以後、大久保・阿部など徳川の重臣が城主を継いだ。鎌倉時代初期、幕府の重臣だった土肥遠平が小早川氏を称して小田原に築いた館が起こりだといわれている。本丸を中心に、東に二の、三の丸、西に屏風岩曲輪、南に小峯曲輪、そして北に御蔵米曲輪を設けて守りを固める構造。外郭は総延長9kmにも及ぶ広大な規模であった。