修正依頼



大野城(福岡県)

おおのじょう【城】


[大野城(福岡県)]
天智2年(663)、百済救援のために朝鮮半島に出兵して白村江で大敗したことから、敵の侵攻に備えて大宰府政庁近くに水城を築き、その翌4年(665)に大野城が築かれた。滅亡した百済から亡命した技術の指導によって造られたもので、同時期に北部九州や瀬戸内海沿岸に幾つも築かれた朝鮮式山城の最大のものであった。