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大館城(福島県)

おおだてじょう【城】


[大館城(福島県)]
近くに飯野八幡宮が位置することから、飯野平城(いいのだいらじょう)とも呼ばれた。浜通り南部の大名であった岩城常隆により、1483年(文明15年)に、阿武隈高地の麓、夏井川の西南に建設された。1602年(慶長7年)に鳥居忠政が10万石で入封され、大館城の新たな城主となった。忠政は江戸幕府の命を受けて、大館城の東に新たに磐城平城を12年かけて建設し、完成とともに居城を移した。これに伴い大館城は廃城となった。