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大坂城(大阪府)

おおさかじょう【城】


[大坂城(大阪府)]
天正11年、石山本願寺跡に豊臣秀吉が築いた。しかし、元和元年の大坂夏の陣で豊臣秀頼と共に灰塵と化した。元和6年から10年を要して、徳川幕府の威信を懸けた大修築が行われた。修築とはいえども実際には秀吉の築いた大坂城の上に徳川大坂城が新築されたものだが、五層五階の大天守は、寛文5年に落雷のため焼失。昭和6年、この天守台の上に、徳川時代の規模で秀吉の天守をモデルにした3代目の大坂城大天守が建てられた。豊臣氏滅亡後、一時松平忠明が入城するが、元和5年に幕府直轄となり明治に至る。