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大胡城(群馬県)

おおこじょう【城】


[大胡城(群馬県)]
現在の群馬県勢多郡大胡町にある中世の平山城跡で、大胡氏(上泉氏)の居城であった。天文年間(1532年~1555年)に築城されたといい、元和2年(1616年)廃城となった。後に、関八州の支配者となったのは徳川家康の家臣の牧野康成が2万石で入城した。現在見られる石垣構造などはこの牧野氏時代に構築されたのではないかと考えられる。元和2年(1616年)、牧野氏は越後長岡に5万石で転封され、それにより大胡城は廃城となった。