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大桑城(岐阜県)

おおがじょう【城】


[大桑城(岐阜県)]
美濃の国の守護大名土岐氏が移り住んだといわれる城。850m×1200mの規模で、標高407.5mの古城山山頂に築かれた。承久の乱では、大桑郷を治めていた大桑太郎に代わって源義光の6世の孫逸見又太郎義重がこの地に入り、古城山に詰城を築いた。これが大桑城の始まりであると伝えられる。戦国期は土岐氏主流の人物が相次いで居城したが、その後斉藤道三の台頭により、天文21年(1552)に土岐氏は滅亡し、大桑城も廃城となった。