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江戸城(東京都)

えどじょう【城】


[江戸城(東京都)]
上杉定正が家臣の太田資長(のち入道して道灌)に江戸城を築くことを命令したのが始まりとされている。その後、上杉家の支配の後、上杉家を北条家が追放すると後北条氏の属城となり、以後約70年余にわたって武蔵国の重要な軍事拠点となる。天正十八年(1590)、豊臣秀吉の小田原合戦で後北条氏は滅亡すると、徳川家康は後北条の領地であった関東八ヶ国を与えられて江戸城を居城とした。2年後の文禄元年になって現在の皇居の宮殿地にあたる西の丸の創建に着手、翌年これを完成させた。