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浦戸城(高知県)

うらとじょう【城】


[浦戸城(高知県)]
鎌倉時代末期にこの地の豪族により砦が築かれたのが始まりで、戦国期には高知平野に進出した本山氏が所有した。永禄3年(1560)、長宗我部国親に攻め落とされて岡豊城の支城となる。天正19年(1591)、国親の子・元親は浦戸城を修築して移り、滅亡までのおよそ10年間を居城とした。関が原後、長宗我部氏が除封されて山内一豊が入城すると、慶長6年から高知城の築城を始め、同8年に新城に移ったときに浦戸城は廃城となった。