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宇土城(熊本県)

うとじょう【城】


[宇土城(熊本県)]
天正16年(1588)、宇土古城に入城した小西行長が、翌17年(1589)に宇土古城の東に新たに築いた城。慶長5年の関ヶ原で行長が敗死すると、加藤清正が入城したが、慶長17年(1612)、築城からわずか20年で幕命によって廃城となった。更に、寛永14年(1637)の島原の乱に際して、幕府は宇土城を含む島原、天草各地の廃城を徹底的に破却した。