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岩谷堂城(岩手県)

いわやどうじょう【城】


[岩谷堂城(岩手県)]
葛西氏庶流江刺氏の館城、近世伊達氏の要害屋敷。人首川右岸の丘陵上(比高70m)に位置する平山城で、北端の頂部(標高115m)を主郭に南側斜面に二の郭・三の郭・外郭が階段状に配置されている。城域の東側は人首川に面する急斜面で、比較的緩斜面の西側には腰郭が配置されている。大手筋は南側からの城道が想定され、三の郭・二の郭を通り主郭に繋がっていて、途中、三の郭・二の郭間、二の郭・主郭間は空堀と高い切岸で遮断されている。