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岩殿山城(山梨県)

いわどのやまじょう【城】


[岩殿山城(山梨県)]
9世紀の末、天台宗の岩殿山円通寺として開創されたと伝えられる、10世紀の初めには三重塔、観音堂等の建物が並び、岩殿は門前町を形成した。16世紀に至り戦国大名領国制が成立するなかで、武田、小山田両氏の支配を受け岩殿山は、岩殿城として、武蔵、相模に備える戦略上の拠点とされた。その後両氏が滅亡後は徳川氏により利用されたが、同氏の支配体制が確立された17世紀の初めに廃城になった。