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今石動城(富山県)

いまいするぎじょう【城】


[今石動城(富山県)]
白馬山(標高186m)に築かれた山城で、山頂部に設置された本丸は東西50m、南北30m。そこから6つの尾根に沿って城が構成されている。1585年、前田利家が越中攻略の際に前線基地として築き、弟の秀継に守らせた。秀継の死後その子・利秀は4万石を領する今石動城主となり加賀、能登、越中の要衝の地である今石動を城下町として発展させた。1593年利秀が亡くなった後、家老の篠島織部清了が城代となり、遺領地を治めた。1616年に一国一城令が発せられたが1638年加賀藩は高岡、魚津などの諸城とともに今石動城を廃した。