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茨木城(大阪府)

いばらきじょう【城】


[茨木城(大阪府)]
南北朝時代の建武年間(1334~37)に楠木正成が築いたという言い伝えがあるが定かではない。足利尊氏が室町幕府を開いてからは、幕府の御番衆であった茨木氏が代々居城とした。戦国時代に入ると、元亀2年(1571)、荒木村重らに攻められて落城。この戦いで勲功をあげた中川清秀が茨木城主となる。関ケ原の合戦の翌慶長6年(1601)には片桐且元が茨木城主なるが、江戸時代に入って、元和元年(1615)一国一城令により廃城となった。