修正依頼



一乗谷城(福井県)

いちじょうだにじょう【城】


[一乗谷城(福井県)]
三方を標高400mほどの山で囲まれた一乗谷川が造る狭い谷あいに築かれた朝倉氏館の詰の城である。朝倉氏5代、約100年の居城で、文明3年、朝倉孝景は越前守護斯波氏を追放し、平野部の黒丸城から要害の地一乗谷に築城した。元亀元年、織田信長の越前攻めは近江小谷城主浅井長政の離反によって一旦は信長を退かせたが、姉川の合戦での敗北、天正元年に信長の越前侵攻の前に結局、一乗谷城は落城し、朝倉氏も滅亡した。