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一乗寺城(富山県)

いちじょうじじょう【城】


[一乗寺城(富山県)]
標高276mの升形山山頂にあった陣城。史料に最初に現れるのは南北朝期で、南朝側桃井直常勢を北朝能登守護吉見氏頼勢が追い落としたとある。また、天正12年(1584年)に加越国境緊張時は佐々成政の家臣杉山小助が守備したとあるが、朝日山城に拠っていた利家の重臣、村井長頼に攻められ落城した。ほぼ同時期に廃城されたとみられる。