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池田城(大阪府)

いけだじょう【城】


[池田城(大阪府)]
室町時代から戦国時代にかけて池田一帯を支配していた地方豪族・池田氏の居城。池田氏は、15世紀の中ごろから勢力を拡大、当時の権力者であった摂津守護・細川氏の家臣として、摂津の豪族の中で有力な位置を占めていた。しかし、池田氏も、戦国時代末期の永禄11年(1568)、織田信長の摂津入国で降伏、城主・池田勝正をはじめ池田氏は信長の家臣に組み込まれた。その後、池田氏の内紛に乗じて、旧家臣の荒木村重が池田城を支配。村重が伊丹城を居城としたため、池田城は廃城となった。