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飯山城(長野県)

いいやまじょう【城】


[飯山城(長野県)]
独立丘陵を削って構築した平山城で、梯郭式に本丸、二の丸、三の丸が南北に連なり、その西側は帯郭、西郭、外郭に区画され、四方に一重の堀を巡らした。城はもと常磐牧の泉氏の居城で、後に上杉謙信の属城となり、信濃進出の拠点となった。慶長3年(1598)上杉氏の会津移封後は、関、皆川、堀、佐久間、松平、永井、青山、本多の諸氏が交替して城主となった。