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足利氏館(栃木県)

あしかがしやかた【城】


[足利氏館(栃木県)]
関東平野北西端、渡良瀬川北岸の扇状地形扇端部に位置する平城で、濠と土塁で囲郭された典型的な単郭の方形館。館の範囲は東西220-230m×南北180m×210mで、濠の幅4-5m、土塁は幅5-6m・高さ2-3mほど。足利尊氏を出した源姓足利氏の居館である。土塁、水堀が良く残る。館址には、足利義兼が建久7年(1196年)、邸内に大日如来を奉った持仏堂を建立したことに始まるという真言宗の鑁阿寺(ばんなじ)が建つ。