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秋月城（福岡県）

あきづきじょう【城】


[秋月城（福岡県）]
建仁3年に原田種雄が古処山に築城し、以降秋月氏を称して代々の居城とした。戦国時代には12郡を領するまで勢力を伸ばしたが、天正15年の豊臣秀吉の九州進攻で降伏。その後、秋月氏は日向高鍋に移された。寛永元年に黒田長政が福岡城に入城すると三男長興がこの地を分知されたが、城は元和の一国一城令で既に廃城となっていたため秋月氏の里城を改修した。その後、秋月黒田氏は明治まで12代続いた。