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南大隅

みなみおおすみちょう【鹿児島県】


[南大隅]
九州の最南端に位置する町。2005年、肝属郡根占町、佐多町の合併の際、住民を対象にした公募結果を踏まえ、協議会で決定した町名。他の候補には「南隅」・「南州」・「なんぐう」などがあった。町名は、鹿児島県東部と奄美諸島にあたる旧国名「大隅国」の南部の意。「大隅国」は、713年に日向国の四郡を割いて置かれた国。「和名抄」は「於保須美(おほすみ)国」と訓じている。古くは「大角」・「大住」とも表記。国名は、古代日向国の西南の片隅に位置し、陸地が大きく突出した地形に由来する説や「オホ(美称)」とする説がある。本州最南端の佐多岬は有名。