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三井

みいぐん【福岡県】


[三井]
1896年、御井郡(みいぐん)、御原郡(みはらぐん)、山本郡(やまもとぐん)の合併により誕生した郡名。「三井」は、三郡の中で最大で、筑後一宮・高良玉垂宮の所在地である御井郡の別称。「御井郡」は、古代からの郡名、「和名抄」は筑後国「三井(みゐ)」郡と訓じている。郡名は、古来から郡内にある良質の泉に因み、古代から益影の井、高良山御手洗の清水と朝妻の清水を「御井の三泉」と称した。また、川の曲流の意・「ミ(廻)・ヰ(川)」とする説もある。