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豊後高田

ぶんごたかだし【大分県】


[豊後高田]
風光明媚な周防灘に面した市で、桂川の河口港として発展した高田藩の城下町。1954年、高田町が名称変更して誕生した町名が発展し、市名にまでなった。江戸期には見える豊後国国東郡来縄荘「高田村」。1196年に高田掃部助重定が当地に築城した高田城に因む説(それ以前から高田の地名があったとする説もある)、「段丘上にある田」の意とする説などがある。「豊後」は、大分県(北西部以外)の旧国名。7世紀末頃、豊(とよ)国が豊前・豊後に分かれて誕生。豊国は、豊かな国と解する説、「豊後国風土記」にある「白鳥が芋草に化したという」豊草説などがある。熊野磨崖仏が有名。