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津田梅子

つだうめこ


[津田梅子]
1864-1929
明治期の教育者で津田塾大学の創立者。東京生まれ。教育家。父は幕臣で農学者となった津田仙。1871年(明治4)開拓使が募集した女子留学生の一人として、岩倉遣外使節団とともに数え8歳で渡米。初等・中等教育を受けて帰国。華族女学校教授になったが、1889年(明治22)再び米国に留学し、ブリンマー=カレッジの生物学選科生となる。帰国後は華族女学校教授に復帰、後に女子高等師範学校教授を兼任。1900年(明治33)に辞職して女子英学塾(現津田塾大学)を創立した。英語教育や個性を尊重する教育に努め、女子高等教育の先駆者となった。