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夜嵐おきぬ

よあらしおきぬ


[夜嵐おきぬ]
生年不詳-1872
出自不明。江戸で芸者をしていたとき、下野国烏山藩城主の大久保佐渡守に見初められて側室となり、世継ぎの春若を産んだ。その三年後に土佐守が44歳の若さで亡くなると仏門に入ったが、新たな恋人を作ったことが大久保家に露見して追放された。再び芸者勤めに戻った後に金貸しの小林金平の妾になったが、歌舞伎役者との恋に邪魔だとして小林を毒殺。逮捕されて死罪となったが妊娠していたので出産まで刑の執行が延期され、その後、小塚原刑場で処刑された。