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津崎矩子

つざきのりこ


[津崎矩子]
1786-1873
幕末の近衛家の老女。勤皇活動に熱心で水戸藩家老・安島帯刀や薩摩藩士・西郷隆盛などの勤王家と盛んに交流した。安政の大獄で押込30日に処せられたほか、文久3年(1863年)にも、尊王攘夷運動の嫌疑を受けて幕府に捕えられている。維新後は賞典禄20石を受けて郷里の北嵯峨の直指庵で余生を送った。1873年(明治6)8月23日に同地で死去。享年88。