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村山たか

むらやまたか


[村山たか]
1810-1876
幕末の大老・井伊直弼の木舎時代の恋相手。後に朝廷工作を担当し安政の大獄を指揮した長野主膳の妾となり、また手先となって安政の大獄の情報提供など行ったとされる。直弼の死後、息子の帯刀と隠れ家にいたところを尊攘派に捕らえられ、帯刀は目の前で斬られ、たかは三条大橋に尼姿で「生き晒し」にされた。このときすでに53歳で、その後、京都の金福寺に入って妙寿尼と名乗り、明治9年に67歳で亡くなった。