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川合小梅

かわいこうめ


[川合小梅]
1804-1889
幕末から明治にかけての激動期の社会の姿や身辺の雑事を 40 年にわたって記した「小梅日記」で知られる。紀州藩校の助教であった父を幼いころに亡くし、祖父から漢学を、国学者・本居大平の弟子で歌人でもあった母から和歌を学び、野際白雪に絵画を学んだ。儒学者で、後に学習館の校長となった紀州藩士・梅本五兵衛の子の修と夫婦となる。30歳で息子・岩一郎を出産。主婦業の合間に絵を描き歌を詠んだ。16歳から86歳までの70年間日記を書き続け、明治 22年に亡くなった。