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笠森お仙

かさもりおせん


[笠森お仙]
1751-1827
美人を題材にした錦絵で知られる浮世絵師・鈴木春信が1768年(明和5)ごろに描いた美人画のモデルとなり、その美しさから江戸中の評判となった。家業の水茶屋で働いていたが、人気絶頂だった1770年(明和7)ごろに、旗本で笠森稲荷の地主でもあった倉地甚左衛門に嫁いだ。その後、9人の子宝に恵まれ、長寿を全うしたという。享年77。