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後桜町天皇

ごさくらまちてんのう


[後桜町天皇]
1740-1813
第117代天皇(在位:1762年9月15日-1771年1月9日)。史上最後の女性天皇。第115代桜町天皇の第二皇女で、母は関白左大臣二条吉忠の娘で藤原舎子。異母弟に第116代桃園天皇。1761年、13歳のときに異母弟の桃園天皇が11歳の若さで亡くなり、残された皇子たちも5歳と3歳と幼すぎるため、中継ぎとして即位した。その後、甥の英仁親王の教育に大変熱心に取り組み、1770年、英仁親王(後桃園天皇、このとき13歳)に譲位した。しかし、後桃園天皇も1779年に22歳で亡くなると、現在の皇室の祖に当たる光格天皇を擁立して訓育に当たるなど二度の皇統の危機を救い、1813年に74歳で亡くなった。