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加賀千代女

かがのちよじょ


[加賀千代女]
1703-1775
加賀国・松任で表具師福増屋六兵衛の娘として生まれた。庶民であったにもかかわらず幼いころから俳諧をたしなんでいたという。17歳のころ各務支考に認められて全国にその名を知られるようになった。1720年(享保5)18歳で足軽・福岡弥八に嫁いだが20歳の時に死別し松任の実家に帰った。その後、画を五十嵐浚明に学び、52歳で剃髪して素園と号した。1775年(安永4)73歳で没した。