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正親町町子

おおぎまちまちこ


[正親町町子]
生年不詳-1724
江戸幕府・柳沢吉保の側室で、文学者でもある。権大納言正親町実豊の娘。16歳で江戸に下り、柳沢吉保の側室となり、経隆、時睦の二男を産んだ。徳川綱吉の破格の寵愛を受け、一介の側用人から老中にまで上り詰め栄華を極めていく柳沢吉保の半生を、平安期の『源氏物語』や「栄花物語」に倣って記した「松蔭日記」を著した。享保9年没。江戸月桂寺に葬られた。