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大石りく

おおいしりく


[大石りく]
1669-1736
忠臣蔵で知られる大石内蔵助良雄の妻。京極家の筆頭家老・家老石束源五兵衛毎の娘で、1687年(貞享4)、播磨国赤穂藩の筆頭家老・大石内蔵助良雄と結婚し、以降、長男・松之丞(後の大石主税良金)、長女・くう、次男・吉千代、次女・るり、三男・大三郎をもうけた。1701年(元禄14)に藩主・浅野長矩が刃傷事件を起こして赤穂藩は取り潰し。夫・内蔵助と長男・主税を中心にした赤穂浪士たちが仇討ちに成功した後に切腹となると遺児たちの養育にあたり、長女と次男は夭折したが、三男を浅野本家の臣へ、また次女をその家臣に嫁がせ、1736年(元文元)に68歳で死去した。