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奴の小万

やっこのこまん


[奴の小万]
生没年不詳
江戸中・後期の女性で、大坂の薬種問屋木津屋の養女。本名は雪。学問や武芸に優れ、女伊達「奴の小万」とあだ名されて浄瑠璃や読本のモデルとなった。後に尼となって三好正慶尼といい、関白秀次二百年忌大追善を天王寺で営むなど、徳川家をはばかることなく豊太閤の冥福を修すると触れるなどして世間を驚かせた。