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明正天皇

めいしょうてんのう


[明正天皇]
1624-1696
第109代天皇で女帝。後水尾天皇の第二皇女。母は第2代将軍・徳川秀忠の五女・東福門院源和子。7歳で践祚。称徳天皇以来859年ぶりに女帝が即位することとなったが、これは「天皇となった女性は即位後、終生独身を通さなければならない」という不文律を利用して朝廷から徳川の血を除外しようという後水尾天皇の意図によるものといわれる。治世中は後水尾上皇による院政が敷かれ、明正天皇が実権をもつことはなかった。1643年(寛永20)、21歳で異母弟の後光明天皇に譲位し、1696年(元禄9)に74歳で亡くなった。