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茶阿局

ちゃあのつぼね


[茶阿局]
生年不詳-1621
遠江国金谷の生まれで、百姓の出身であるという。鍛冶屋の八蔵に嫁いで一女をもうけたが夫が口論の末殺されたことから、鷹狩に来た家康に犯人を直訴したという逸話がある。その後、家康の側室となり、辰千代(忠輝)・松千代の双子を産んだ。聡明な女性で、晩年の家康に仕え、家康が没するまでの間、終始看護を担い死に水をとったといわれる。家康死後に落飾し「朝覚院」と号し、その後、駿府城から江戸に移って死去。