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西郷局

さいごうのつぼね


[西郷局]
1562-1589
父は戸塚忠春、母は九州の名門・菊池氏の一門であるといわれる西郷正勝の娘。通称、お愛の方。1578年、17才の時、伯父・西郷清員の養女として浜松城の奥勤めの侍女になり、その後、家康の側室となった。三男の秀忠、四男の忠吉を産んだ。温和誠実な人柄で家康の信頼も厚く、周囲の家臣や侍女たちにも慕われていた。また、強度の近眼であったらしく、とりわけ盲目の女性に同情を寄せて常に衣服飲食を施し生活を保護していたという。28才で駿府城にて病没。