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小野お通

おののおつう


[小野お通]
生没年不詳
美濃の住人・小野正秀の娘。九条稙家に和歌を学んだと伝えられる才女で、ほかにも書画や糸竹(管弦)の技に秀で、淀君や千姫に仕えた。織田氏家臣・塩川伯耆守と結婚したが、本能寺の変で織田信長とともに討ち死にすると、渡瀬羽林と再婚。晩年は、真田信之の次男・信政の側室になった長女の図子を頼りにしたが、1631年(寛永8)に65歳で亡くなった。