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孝蔵主

こうぞうす


[孝蔵主]
生年不詳-1626
蒲生氏の臣・川副勝重の娘。豊臣家に仕える尼僧で、信任を得て豊臣家の奥向きの執事となる。豊臣秀吉が関白になったころには奥を取り仕切る責任者となっていて、政治向きでも大きな力をもっていてと思われる。豊臣秀吉の死後は北政所(ねね)と共に京都に移り住み、それ以降も北政所の執事として敏腕を振るったが、1614年(慶長19)、誘われて徳川秀忠に仕えるようになった。1626年(寛永3)に生涯独身を通して亡くなった。