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愛姫

めごひめ


[愛姫]
1568-1653
陸奥国三春城城主・田村清顕の娘。1579年(天正7)、出羽国米沢城主・伊達政宗の正室となる。田村、伊達両家は宿敵の間柄であったことによる政略結婚だったが、政宗との間に五郎八姫、忠宗(嫡子)、宗綱、竹松丸を産む。1586年(天正14)に実父・田村清顕が死没すると政宗によって清顕の甥宗顕が後嗣に定められ、田村氏は伊達氏に属することになった。その後、愛姫は人質として豊臣秀吉の元に送られ、1636年(寛永13)に政宗と死別すると落飾して陽徳院と号する。86歳で死没。