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おつやの方

おつやのかた


[おつやの方]
生年不詳-1575
織田信定の娘で、織田信長の叔母にあたる。美濃岩村城城主・遠山内匠助景任に嫁いだが、子供が無いまま1571年に夫が病死したため信長の五男・坊丸(後の勝長)を養嗣子とし、おつやの方が当主の座を引き継ぎ岩村城の女城主となった。翌1572年、武田信玄の将・秋山信友に攻められて開城し、その際、求められるまま秋山信友の妻となり、坊丸は甲府へ人質として送られた。後年、岩村城を奪還した信長は、甥である自分を裏切り、また、我が子までも人質に差し出したおつやの方を赦さず逆磔刑に処した。