修正依頼



寿桂尼

じゅけいに


[寿桂尼]
生年不詳-1568
勧修寺流の公家の出で、父は権大納言中御門宣胤。1505年(永正2)に駿河国の戦国大名・今川氏親に嫁ぎ、1513年(永正11)に長男の今川氏輝を出産、1519年(永正17)には5男の今川義元を出産した。氏親が病死したとき長男の氏輝がまだ14歳という若年であったことから今川氏の政務を取り仕切り、このため彼女は「女戦国大名、尼御台」とも呼ばれた。1536年(天文5)に氏輝が死去すると、出家していた義元を還俗させて当主とした。義元が1560年(永禄3)に桶狭間の戦いで戦死し、今川家没落のさなかの1568年(永禄11)に死去。