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祇王/祇女

ぎおう/ぎにょ


[祇王/祇女]
生没年不詳
白拍子の姉妹で、近江・野洲江辺庄の生まれ。姉・祇王が平清盛の寵愛を受けたが、後に現れた白拍子の「仏御前」にその座を奪われ、祇王21歳、祇女19歳、母・刀自45歳のときに剃髪して尼となり、嵯峨の山里・往生院(祇王寺)で仏門に入った。同寺には後年仏御前も入門したという。