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常盤御前

ときわごぜん


[常盤御前]
1138-没年不詳
近衛天皇の中宮・九条院(藤原呈子)の雑仕女で、後に源義朝の側室となり、今若、乙若、そして牛若(後の源義経)を産んだ。23歳のとき、平治の乱で義朝が平清盛と戦って殺されると子供たちをつれて大和国の山中を逃亡するが、清盛の元に出頭して捕らえられた母と今若、乙若、牛若の助命に成功する。義経が異母兄である頼朝と対立したときに鎌倉方に捕らわれているが、その後の記録はない。