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建春門院

けんしゅんもんいん


[建春門院]
1142-1176
後白河天皇の譲位後の妃で高倉天皇の生母でもある。兵部権大輔・平時信の娘で本名は滋子(しげこ)。初め、後白河院の後宮の女房として仕えたことから院の寵愛を受けるようになり、1161年(応保元)に高倉天皇を産んだ。1167年(仁安2)女御となり、同3年3月、高倉天皇即位と共に皇太后となった。平清盛の室・平時子及び平氏一門の有力者・平時忠の妹として平氏の繁栄に貢献。法住寺殿で亡くなった。