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菅原孝標女

すがわらのたかすえのむすめ


[菅原孝標女]
1008-1059頃
10歳ごろから50歳ごろまでの人生を綴った『更級日記』の作者として知られる。菅原道真の血を引く菅原孝標を父に、伯母(母の姉)は『蜻蛉日記』の作者である藤原道綱母であった。祐子内親王(後朱雀天皇第三皇女)に仕えたが、1040年(長久元)ごろ橘俊通と結婚。一子・仲俊をもうけたが、1058年(康平元)に夫が亡くなり、子も独立してために孤独になり、このころ彼女の更級日記も終わった。