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藤原元子

ふじわらのげんし


[藤原元子]
生没年不詳
左大臣藤原顕光の娘で、母は村上天皇の皇女・盛子内親王。長徳の変の直後に入内して一条天皇女御となる。1012年(寛弘9)一条天皇崩御の翌年に参議源頼定と恋に落ち、元子の乳母子の車宿に引っ越した。二人の間には女児が生まれたらしいが、1020年(寛仁4)に頼定とも死別し、以後、剃髪して尼として余生を送った。