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檀林皇后

だんりんこうごう


[檀林皇后]
786-850
第52代嵯峨天皇の皇后で橘 嘉智子ともいい、橘氏出身としては最初で最後の皇后である。嵯峨天皇との間に仁明天皇(正良親王)・正子内親王(淳和天皇皇后)ほか二男五女をもうけた。仏教への信仰が篤く、嵯峨野に我が国最初の禅院檀林寺を創建したことから檀林皇后と呼ばれるようになった。野生の鳥獣の飢を救うために自らの死骸を道端に放置させ、それが白骨化していく様を絵師に描かせたという伝説がある。